20歳の学生と、30歳の社会人では勉強の仕方が違う!というのがこのブログのコンセプトです。
なぜなら、記憶力や記憶したことを引き出す反応の速さは、30歳のわたしは20歳の学生にかないません。
同じ勉強法ではいけないと思います。
具体的にいうと、
単純に、記憶力を頼りに中国語を「覚える」勉強法は、あまり30歳を過ぎたオトナには向いていないと思うのです。
ダメな方法〈単純に、記憶力を頼りに、中国語を「覚える」勉強法って?〉
単語帳
スキマ時間で学習を行うテッパン教材ですが、単語をひたすら単純に暗記しなければなりません。
中国語会話を場面ごとに掲載している教科書(例えば、空港編、飲み会編、など)
このタイプの教科書は、明日飲み会に行くので、今日カタコトでもいいから覚えたいという人には役に立つかもしれません。
しかし、その文章の難易度にかかわらず、出現する言い方を片っ端から覚えねばなりません。
じゃぁどんな勉強法がいいか?
オトナは、これまでの人生経験からたくさんの状況を知っています。
たくさんの文章を読んだことがあります。
文章から状況把握することには長けているはずです。
そして、そこから学んだことは記憶に残りやすいです。
なぜなら、そのときに体験したエピソードとセットになっているから。
おすすめの方法〈オトナの勉強法とは?〉
ひたすら中国語の物語やニュースなどの文章を読む、聞く
文章が頭に入れば、そこに出てくる新出単語も自然と覚えられます。
教科書の文章なら、出てくる単語のレベルが自分の状況に合わせられるので、より良いと思います。
でも、文章をさらっと読んでみて、
文章が不自然だったり、全然面白くなかったら、読む気がせず、無理やり読んでも頭に入りません。
その文章に興味が持てる、何度も聞けるというのは大事です。
その文章が自分のものになれば、出てくる単語も自然と頭に入ります。
また、お風呂に入っているとき、寝る前などに、ひたすらその文章を聞いていれば、
いつのまにか文章を暗記でき、スピーキングにも役立ちます。
わたしはこのように勉強して、HSK6級を8か月でとりました。
テストのために、単語を覚えるということはほとんどしていません。
中国語の文章を読み、日々積み上げた単語力で、十分太刀打ちすることができたのです。