ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃跑可耻但有用)は中国でも大人気!

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今季わたしが一番楽しみにしているドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」ですが、

この前中国人の友達と話していたら、彼女も毎週欠かさず見ていることが分かりました!

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(ちなみに彼女がもう一つ楽しみにしているのは、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」だそうです)

中国語では、「逃跑可耻但有用」といい、意味そのままですね。

このタイトルで検索をかけてみると、たくさんヒットしました。

まずは、FIXというサイト。これ、字幕をボランティア?でつけあって海外の映像作品を公開しているサイトのようです。しかし、これ著作権ちゃんとそれぞれの版元から買ってるのかなぁ…?

違法な映像公開&ダウンロードのサイトにしては、サイトがかなりしっかりしているように見えて、でも特にお金を払わず動画は見れるようなので、よく分かりません(汗)

逃げ恥のビジュアル映像も完璧に中国語版になっています。

nigehaji

二番目にヒットしたのは、「知乎」という討論サイトというか知恵袋のようなサイトです。

そこでは、「みんなはガッキ―(中国ではgakkiと呼ばれているよう)のこと可愛い可愛いってゆうけど、ちょっとこの主演の男性、星野源について語らせて。わたしも最初はガッキーばっかり注目してたんだけど、エンディングのダンスがかわいくてついつい何回も再生してるうちにこの歌に洗脳されたみたいになっちゃって、よくよく見てたら、このエンディングテーマってブサカワなこの主演男性が歌ってたのね!」

(今回の記事は中国のネット用語の意味がたまに正確にとらえられていないかもしれません。また意訳もあります。あくまでだいたい、の訳です。すみません!)

という、ある投稿者の一文から始まり、星野源が俳優だけでなく、歌手やエッセイストとしてマルチに活動していることや、2012年にくも膜下出血で一時活動休止するも、見事に復帰して今の活躍があることなどに触れ、才能あふれた人であることを紹介しています。

確かに、新垣結衣は中国では元々すごく人気があります、リーガルハイなども中国でかなり見られていました。日本人の女優で一番好き、という人も多いようです。そのガッキーに比べると、星野源の中国での知名度はあまり高くないようです。私の友達も、これまでドラマや映画で星野源を見たことがない、って言っていました。歌手としての活動など、今回改めて知った中国人が多いようです。

3つ目にヒットしたのは、ドラマの口コミ評価サイトです。

「逃げ恥」は、8574人が評価し、10点満点中8.5点と、なかなか好評のようです。

このサイト内の掲示板の話題をざっと拾うと…

「星野源がマジだめって人いる?」

「日本のドラマを一緒に見てくれる女友達がほしい」

「この主演の男、ほんとは年下女キラーでしょ」

「俺のガッキー、君はいったい何がしたいんだ」

「主演の男、殴ってもいいか」

「草食男子を好きになるってなんて大変なの」

「津崎の給料っていくらなの?支出を考えると…」

「主演の男、見れば見るほどかわいくなってきた!」

などなど…

ガッキーが好きすぎて、相手の星野源を非難する風潮は、日本のネット界隈と同じですね。

また、津崎さんがいくらもらっているか、みくりに払う給料を考えると私も気になっていました。この掲示板では、「彼は有名大学を出てもう35歳でしょ、仕事もかなりできるみたいだし。普段はあまりお金を使わないし、良い家の出みたいだ」「設定では彼は京都大学卒業らしい。京大って言えばかなりすごい国立大学だよ」などと回答が寄せられています。みんなよく知ってるなぁ…

日本と少し違うのは、やはり津崎平匡を演じる星野源への評価です。日本ではすでに歌手としてもかなりの地位を確立していて、サブカル女子に熱狂的な人気のある星野源ですが、

中国では、いわゆる一般的なイケメンではない彼の評価が結構分かれているようです。

「星野源がマジだめって人いる?」の質問を挙げた人は、「彼の顔があまりにもブサイクで、見てられない」という辛辣な意見を挙げています。これに対し、掲示板では結構議論が盛り上がっていて、「そんなこといったらじゃぁ沼田さんはどうなのよ」「全然わたしは平気よ!」「本当分かる、本当見てられなくてもう見るのやめようって思うんだけど、でもだんだん慣れることを期待してる」「彼女ができない男って、まじこんな感じだから。なんでそんなこと知ってるのって俺にきかないで」というような回答が寄せられています。

しかし、「主演の男、見れば見るほどかわいくなってきた!」という意見もあり、この掲示板には「私もそう思う!」と同調する回答が多数寄せられているため、今後星野源のファンも中国にかなりできるのではないかと思われます。

あと、「この主演の男、ほんとは年下女キラーでしょ」という意見は、私もちょっと同感です。なんだか、女性に本当に慣れていない人は、こんなことしないよなーというシーンが第7話では多い気がします。

 

ともあれ、日本の視聴者と同じように、中国でも毎週、平匡さんとみくりのムズキュン展開に悶絶する人が多いことが分かりました!

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