旅行で歩き疲れたら、カフェや喫茶店で一休みしたいのは、自然な欲求ですが、
中国にはまだ、日本ほどたくさんのカフェがありません。
ミルクティーや果汁ジュースなどのお店は多いものの、持ち帰り専用。
スタバは大きな街にはだいたいありますが、日本以上にお高い価格設定…。
そこで、私たちの強い味方になってくれるのは、マクドナルドです。
日本同様、マックカフェメニューがありますし、もちろんコーヒー一杯頼めば、冷房のきいた店内に好きなだけいさせてくれます。
マックでの注文、日本にはない発達っぷり!
値段的にもありがたいマックですが、私が中国のマックを愛する理由は他にもあります。
日本にはまだ(もしかしたら一部店舗では始まってるのかな?)取り入れられていない、ネット注文、ネット決済のシステムが取り入れられていてとても便利なのです。
どんな頼み方なのかちょっとご紹介します!
STEP①店内にある専用端末で注文する
あ、もちろん通常のカウンターでお姉さんに向かって注文することもできます。
ただ、それだと並びますし、外国人の私はなおさら口頭での注文がめんどくさい。
こういう端末が、大きいマックにはだいたい設置されています。
パネルにタッチして、メニューを選んで注文!
STEP②そのまま端末に向かって支払い
注文が完了したら、アリペイ(支付宝)またはウィーチャット(微信)のサイフを使って支払い!
パネルの下部にバーコード読み取り部があるので、そこにピっとかざせば、あっという間にお会計完了。
すると、レシートが出てきます。
STEP③カウンターで受け取る
レシートに出ている受け取り番号が、呼ばれたときに、取りにいけばOKです。
こんな感じで、注文するレジカウンターとは別に、商品引き取り専用のカウンターがあります。上のモニターには、商品準備ができた受け取り番号が表示されます。
自分の番号が呼ばれた or モニターに表示されたら、取りに行きます。
STEP④いただきます
こんな風にドリンクひとつで長く居座っても全然かまわない雰囲気です。
ちなみに、中国のマック、日本のように食べ終わったあとのゴミを自分でゴミ箱に捨てる文化があまりないようです。
ゴミ箱は設置されているのですが、みんな食べ飲み終わったら机にそのまま残して去っていきます。
ゴミは、しょっちゅう巡回する掃除のおばさんが片づけていきます。
まぁ、机の上にゴミがあるから、マックの店員さん以外にも掃除のおばさんの職が発生するわけですよね…これをみんなが片づけるようになっちゃうと、おばさんは職を失うかも…
と思って、わたしも飲み終わったあとのカップをそのまま机に残していきました。
中国に行く際はぜひマックでの休憩がオススメです。
中国の、この方面での発達には目を見張るばかり
しかし、この便利なシステムの源泉は、やはりアリペイまたはウィーチャットを使って簡単にネット決済できることですよね。
中国では今、日本よりもネットサービスが発達・隆盛をきわめていますが、それらもすべてこの気軽・便利なネット決済システムに依って発生していると思います。
最近では自転車シェアサービスなど、ものすごい流行っています。
日本でももうちょい、アップルペイなんかが頑張ったら、社会は大きく変わると思いますが、日本人が保守的なのもあるのか、まだまだ時間はかかりそうですね。そういう自分も日本ではもっぱら現金使ってます。