携程旅行のススメ
中国を旅行する際は常に、携程旅行のアプリが手放せません。
列車の予約、ホテルの予約がとても簡単にできるから、超便利なのです。
あ、私は外国人用の「C-TRIP(白いアイコン)」のアプリではなく、中国版の「携程旅行」を使っています。
そして、予約には、中国の携帯電話番号を持っていることと、支付宝(アリペイのネットサイフ)または微信(ウィーチャット)のネットサイフのどちらかが使えることが前提です。
「内宾」の壁
ホテル検索は、場所、予算などの希望を入れたうえで、評判の良い順で探すとスムーズです。
しかし「お、いいホテルがあった!」と思ってもご注意を。中国のホテル選びで一番気をつけねばならないのは、予約の時に「内宾」という表記が無いかどうかです!これが書いてある部屋は、身分証をもつ中国人しか泊まれないのです。
私は一度上海で、「ほかの部屋には内宾の表記があるけど、この部屋には無いから、外国人も泊まれるだろう」と思って行ったら、単なる書き忘れで外国人はダメだ、と言われたことがあります。
しかしそういう部屋ばっかりなので、結局今回の旅行で選んだホテル(4、5軒)も似たような状況で、「ほかの部屋には内宾とあるけど、この部屋はその記述がない(ちょっとだけ割高だったりする)」ということで予約をしました。だいたいは外国人OKでした。一軒だけ、予約直後に電話がかかってきて、あなたは外国人か?と確認され、外国人は泊まれないんです、と言われました。
ちなみに、携程旅行を使ってホテルを探し、予約する外国人はあまりいないらしく、探すホテル探すホテル、中国人しか泊まっていないようなところです。中国語が全くできない場合は、キツイかもです。
お友達つくれる!
北京で2泊したのは、「北京兆龙国际青年旅舍」というホステル。一泊88元。
今回も、「国際」と名前に入ってるし、もしかしたら他にも外国人いるかしらとほのかに期待していたのですが、見渡す限りでは外国人の姿はありませんでした。
まぁ今回のユースホステルはホテルを改造してあり、部屋数・収容人数も大きなホテルだったので、厳密にはわかりませんが。
ドミトリー女子4人部屋でしたが、もちろんみんな中国の女の子。私が日本人だと分かると少し驚いていました。
しかし、毎度お友達ができ、これが良い交流の機会、中国語学習の機会になるのです。今回も、仲良くおしゃべりをし、最後はウィーチャットを交換しました。
ちなみに、天津で泊まったユースホステルでは、真夜中まで「人狼ゲーム」で盛り上がる中国人の若者たちに混ぜてもらって、私も頑張って「人狼ゲーム」に参加しました。途中からはプレイヤーとしてはやっぱりついていけない…と思い、審判役を買って出ました。こんな体験はユースホステルに泊まらないとなかなかできません。
クチコミの時代
最後に、携程旅行でホテルを探すメリットを。ここで見つけたクチコミの評判が良いホテル(特にユースホステル)は、結構評判通りの素晴らしさです。また、やはりクチコミを大事にしているので、お客をとても親切にしてくれます。
これまで泊まってきたユースホステルで、「ここは最悪だった!予想と違った」というところは一つもありません。6、7か所くらいとまってきたけど、一度も。
毎回、割と満足できます。あ、もちろん事前に、トイレはキレイか?などちゃんと調べてから選ぶ必要があります。
あと、ホテルは、あれ写真よりもボロイな…微妙だな、とかありました。でも、「ユースホステル」はいいよ!安いし。
中国語が割としゃべれるなら、そして中国人のお友達を作りたいなら、絶対におすすめです。