北京から天津へ
北京での偏った観光を終え、中国滞在3日目、早くも北京から天津に移動する。
北京南駅から高速鉄道で40分くらいで天津駅に到着。近っ!
←中国の駅は、だいたいこんな風に天井がめちゃ高い。
北京南駅のファミリーマートで、朝ごはんの焼売2つとオレンジジュースを買う。合わせて10.7元だった。
ところで、北京でも天津でも街中で一番よく見かけるのはセブンイレブンな気がした。
←安心のセブンイレブン。
上海だと断然ファミリーマートが多いんだけど。
天津の地下鉄駅のデカさは異常
天津も地下鉄網が割と発達。もちろん上海、北京ほどではないが…。
驚いたのは、地下鉄駅がめちゃくちゃ広大なこと。切符売り場から改札までの空間でコンサートできそうなくらい。
地下鉄駅にて。奥に見えるのが切符売り場。何故こんなに広いのか。↑
鳥の足を食す
今日は天津でお友達に会う。
実は、その友達とは、ネトチャイ(このブログで紹介したことのあるネット中国語スクール)でいつもお世話になっている先生。結構仲良くなってウィーチャットを交換しており、天津に住んでいるということで誘ってみたのだ。
まずは一緒に昼ごはんを食べることに。
連れて行ってもらったのは、「胖哥俩」というお店。よく大学のクラスメイトと来るところだそう。ここは鸡爪(鳥の足の部分)が看板メニューらしく、日本にはあまりないので食べさせたかったらしい。
この鳥の足は、蟹肉などと一緒に火鍋風の味付けにして大皿で運ばれてきた。鳥の足はコラーゲンたっぷりで、プルプルしていて、うん、なかなかうまかった。
特に気に入ったのは、この店の酸梅汤(甘酸っぱい梅酒のジュース版)。味が濃くて、結構酸っぱいが、口の中がスッキリするし、食欲が増す感じがして美味しかった。
街中に突然現れた教会
ごはんのあとは、そのまま友達と天津の繁華街をお散歩。
キリスト教の素敵な教会があった。
←「西开教堂」という教会らしいです。
中に入ると、観光客はたくさんいるが、さすが教会だけあって、静かで落ち着いた雰囲気。中国にもこんな静かな場所があるのかと思った。壁にはたくさんの宗教画がかけてあった。
友達のクラスメイトの何人かは、天津で在学中にキリスト教徒になったらしい。彼女たちはこの教会にもよく来ているとのこと。
ここまで身近に大きな教会があると、キリスト教徒も増えるのかしら。確かにこの教会は、誰にでも門戸を開く感じで街にもなじんでいて良かった。
怒涛の小吃(おやつ)買い食い!
さらにお散歩ということで、有名な観光地「古文化街」へ。うーん、造られた感はあるけど中国っぽくて良い雰囲気。
←映画のセットっぽい。
ここには、たくさんの小吃(おやつ)のお店が。
目移りするが、いくつか買い食いしてみた。味は…うん。まぁまぁ。
←「桂花糕」というお菓子。米粉のケーキみたいな。見た目はハチの巣みたいでものすごいかわいい。一つ5元。
←「熟梨糕」というお菓子。米粉パンみたいなものの上にジャム。ジャムの種類は8種類くらいあって好きなのを選べる。これも5元。
ついでに、天津で食べたほかの小吃もご紹介。
←天津でもっとも有名なお菓子といえば、「天津麻花」。かりんとうみたいなお菓子でいろんな味付けがあり。右の写真は博物館にあった巨大な麻花。食べられません。
←これうまかった!意大利风情区(イタリア風街)という観光地で買った「煎饼果子」というもの。クレープ生地みたいなのにサクサクした揚げパンなどをはさんで食べる。タレが美味しい。
←「南市商店街」で食べた「茶汤」というもの。片栗粉をお湯に溶いて、砂糖入れて色々トッピング入れた感じ。なんか麦っぽい香ばしさもある。トッピング選べるが、名物だというコウリャン入りにした。
古文化街をそぞろ歩いたあとは、あまりに暑いのでマックで休憩した。(私の愛する中国のマックについては、こちらに詳しく書きました)
中国のマックは、アプリを使って注文でき、かなり進化していて楽しい。
天津のハイライトは駅前のライトアップ
夜は、お友達に勧められた天津駅のライトアップをみることに。
夜8時くらいにやっと外が暗くなった。東京よりも緯度が高いせいか日が長い。
天津駅に着くと、天津駅もきれいだが、それより素晴らしいのは向かいのビル群のライトアップだと分かる。
←こんな感じ。東京駅のライトアップにちょっと似てるかも。
←近づいて見ると間に川が…!
きれいだなーと思って近づいて見ると、ビル群の前には大きな川が流れていることに初めて気づく。
いいね!この都会と自然の融合。この川には、川下りの船がたくさん出ていて、それも楽しそうだった。
天津で一番気に入ったのは夜の川辺散歩
川辺のライトアップを見つつ、ずっと川辺を歩いて本日の宿へ。
天津の昼は暑すぎた(35度超えていた)が、夜8時9時くらいになるととても過ごしやすい。風が吹くと涼しくて気持ち良かった。9時過ぎても、たくさんの人が川辺の道や公園で散歩やジョギングをしていた。
←なんかこの写真にはたまたま誰も写っていないが、実際にはたくさんの人がぶらぶらしていた。
射撃の屋台なども出ていた。しばらく見物する。人間模様が面白い。
おじいちゃん、おばあちゃんと孫の男の子が来ていた。「フラフラするな!しっかり銃もて!」と男の子に厳しくいいながら、次のゲームをさせるべく、サイフからお金を取り出すおじいちゃん。しかし男の子は年齢的に幼すぎるようで、銃が大きすぎてどうしてもうまく打てないよう。すると、おばあちゃんが嬉々として銃を取り上げて、めちゃめちゃ真剣に狙いをつけて代わりに打ち始めた。超うまい。ちゃんと当たってマトの風船が割れていた。
という一幕などをニヤニヤして眺めたあと、宿に戻る。
ちなみに、天津で泊まったのは「天津比邻青年客栈」というユースホステル。周囲から浮くほど高層のマンションの一室をユースホステルにしていた。
←こんな立派な高層ビル。
女子8人部屋(実際に泊まっているのは3~4人だったが)で一泊48元。北京よりもずっと安い。普通にまぁきれいだったし。天津駅から川沿いに、40分くらいかけて歩いて帰ることができた。
明日も一日天津観光。さて、何をしようかな。続きはこちらから。